2014/11/30

突発的前夜祭


(※ 長文につきページの下のほうのBGM再生推奨)

11月の三連休、中日の日曜日には楽しみにしていたイベントがあるけど、それ以外に何も予定はない。

思う存分エージェント活動に精を出せるはずだけど、悩み事ありすぎでうかない気分だとスキャナーを見る気すらしないなと思いながら目覚める土曜日。
(※この長文はingressという無料ゲームにまつわる駄文です)

平日のゴタゴタが散乱する部屋の中をみてると滅入りそうなので掃除に精を出し、洗濯物を干し、ちょっとしたホームシックを噛みしめる。
単身赴任で20年ぶりくらいの一人暮らし。

掃除を終えてコーヒーを淹れて、HuLuTera Novaを見ながらひと休みしてたら寝落ち。
起きてみたら午後から夕方のなんともビミョーな時間。

桜坂のいつもの店で和もうかと、暮れ始めたなか家を出る。
自転車に乗るより今日は歩いた方が気分が盛り上がりそうだから、歩きやすい靴を履いてダラダラとお出かけ。

つけ麺SAKURAを過ぎたあたりで不審な原付を発見。
ビミョーな時間にビミョーな場所でスマホを覗き込むあやしいサングラスの男。
クソゲーだと文句言いながら完全にハマっている急成長中のエージェントrのハック現場である。
声をかけて一緒にいつもの店に移動。



テラス席でウダりながら、若狭方面の青っぷりが気に入らないという話題で盛り上がる。
せめても国際は緑にしたいよねーなどと話つつの
L7なりたてのrが出してくるホットな勢いについついintelを開いてしまう。

!!!


パレットくもじ(クモットぱれじではない)周辺に緑多数の反応!
物によってはP8もある!!
物資不足でハァハァしてた自分にとってはご褒美タイムじゃないか!

パトロールしてくるといって先に店を出たr。
夜にはrの店に顔を出す約束はしたものの、今日はやんない(エージェント活動しない)と言ったはずの自分の中に湧き上がる「ちょっとだけ」マインド。


日が落ちると狩猟本能がムクムクと湧き上がる、ということにしておこう。
「ちょっと散歩してくるわー」
店を出てまっすぐにポータルに向かって歩き始めたのは言うまでもない。

桜坂から沖映の交差点へ、そして国際をつたって県庁方面へ。
さっきよりも更に国際通りも緑化されてる気がする。
せっせとR8を刺しMODに余ってる通常シールドをボムりながら歩く。

市役所前まで行ったら折り返して、パレットを一周して帰ろう。

パレットを一周し終えつつある時、スキャナーに異変を発見した。
琉銀前の鑑賞岩が緑のP8になっとる!!
「折角だから」
ついつい若狭方面まで歩いてしまう。
でっかい伊勢海老の前まで歩いて、波の上まで行くのは断念。
青の根拠地ではあるけれど、貧弱な弾薬量では徒労に終わりそうだ。

ああ、フラッシュファーミングしてみてぇな…
青に沈む海岸周辺エリアを目にしながらつぶやくと、行きにスルーしてきた松山公園へと帰路についた。

暗い松山公園。
こんなとこでハックするやつもたいがいだなと思いつつ(自分を棚に上げてる)、暗がりへ突入。
iPhoneに顔面を照らされながら公園の暗がりに徒歩で侵入するおじさんである。
P8寸前のも多い緑化された公園は素敵だ。
自分の頑張り次第で、P8が作れたりしてしまうレベルまで育っている。
「折角だから」
「ちょっとだけ」
レゾネータを差しながら夜の公園を徘徊。
目の前にあったポータルキーを拾おうとした刹那、スキャナーからキーが消える。

いる!!


エージェント遭遇である。
場合によっては敵か。
那覇ではたいてい青の複数エージェントに囲まれて抵抗しなければいけない目にあう。
ギリギリあったことしかない、と言わないのはやちむん通りで味方と偶然合流した時と、早朝の国際通りで台湾から来た夫婦エージェントと合流した時の二回の経験があるからにすぎないほど、那覇では多数の青に囲まれる。

これは囲まれたか!!

緊張感と同時に、予想される屈辱的敗走につい舌打ちしてしまった。
でも「折角だから」「ちょっとだけ」、いや、弾薬が尽きるまでやってやるわ!!!!!

と決意した瞬間、目の前にひとり、ふたり、さんにん、エージェントが…
彼らの歩いていく先に回り込むように移動すると、いや、何人いるのコレ!!!!!!


頃されるわ…(白目)

挫けそうになる気持ちに喝を入れて、正々堂々と挑もうと顔を上げて未知の集団に近づく。彼らはまだこちらに気づいていない。
デカい声で、あくまでフレンドリーに(内心は敵ならやってやると思ってても)

「ingressやってますよね??」

画面から顔を上げ一斉にこちらを向く集団。
暗がりで顔面を下から照らされた彼らはさながらホラームービー状態である。

「naogymさんだ!」

ぬぬ?
よく見ると一度ご一緒させていただいたinaminさんがいる。

「折角だから」「ちょっとだけ」でスキャナーを追い、ついには合流してしまったのである。ああ、そういえばバルウォーク行くってhangoutでみんな言ってたな…


「折角だから」rの店に行くまでの間「ちょっとだけ」一緒に歩いてみることに。

しかし、A8が8人揃ってしまった状況の蠱惑的な魅力には逆らえないことは公園徘徊おじさんの俺にわからないわけがなかったのである。

チケットをどこかで購入しようとしていたところ高名な紳士エージェントに「余ってる」というミラクルな理由でチケットを頂戴することに。

なんたる強運…
この時点で今朝の憂鬱さは完全に払拭され、あわや有頂天である。

この後、滅茶苦茶フラッシュファーミングした。




ご一緒させていただいたみなさん、ありがとうございます。
チケットをくれた紳士
後半噂を聞きつけて合流してくれた紳士
みんな最高でした。
またやりましょう!

そして、我々はいつでも緑淑女の参加もお待ちしております。

詳しくはこちらまで。

最後まで読んでしまったあなたにはこちらをどうぞ。



結婚記念日(続き)

結婚記念日の続きです。

妻がファーム候補を全て緑化して帰宅。

残っていたケーキを食べる。

それから娘をお風呂に入れたり寝かしつけたり。

すると再び敵の攻撃が始まった!

まだいたのか!

しかも、攻撃しているのは複数人だが、ポータルのオーナーやレゾを刺したのはA4の1人。

もしかして、新米エージェントのレベル上げに使われてる・・・?

ここでムキになって反撃しても、すぐに複数人の高レベルエージェントに再反撃される。

そして新米エージェントの経験値が増える。

相手の思うツボだ。

くっ、くやしいっ・・・ビクンビクン

その日はモヤモヤした気持ちを抱えながら寝た。

深夜1時。

眠りが浅くなる。

妻がいない。

エージェント活動に出かけてまだ帰って来ないのか?

それにしては遅いな・・・

事故にでも遭っていなければいいが・・・

それとも浮気・・・

明日、小町で相談するか・・・

そんなことをボンヤリ考えていると、また眠りに落ちていった・・・

朝、目が覚める。

妻は寝ていた。

やっぱりエージェント活動をしていたのか。

Intel Mapを開く。

近所は水没したままだ。

じゃあ妻は昨日どこで何をしていたのだろう?

やはり小町に・・・

妻が起きてきた。

「昨日、どこ行ってたの?近所水没したままだけど」

「実は・・・」

「うん」

「糸満に敵のファームあるじゃない?」

「うん・・・」

「それを・・・」

「ま、まさか・・・(ゴクリ」

妻は黙ってうなずく。

昨日の腹いせに破壊してきたというのか?!

「ハックしてきた」

「ハック?!」

「今日、オペレーションあるじゃない?レベル8のバースターたくさん必要かと思って」

今日は、巨大なCFを作るオペレーションがある日だった。

「そこ、敵のエージェントに『壊すな』って言われたとこだろ?」

「そうそう。その時は『別にそんなとこ行きませんし、遠いし』みたいな返事したんだけど。いや〜惨めだわ」

そう、敵のファームからアイテムを集めるのは惨めなのだ。

だから味方のファームが欲しい。

「でも、かなりバースター集まったし、今日のオペレーション成功させないと」

妻は張り切っていた。

その日の夜。

仕事から帰ってきた妻が言った。

「寒くない?」

「いや?」

「寒い・・・寒い・・・」

おいおい、どうしたんだよ。

夕食も食べない。

妻が体温を計る。

39.7℃。

もう一度計る。

39.9℃。

妻「ヤバい・・・オペレーションどうしよう」

私「いやいや、キャンセルしろよ」

妻「そうだね・・・みんなに『妻はしにました』って伝えてくれる?」

何言ってんだコイツは。

妻「ヤバい・・・しにそう。救急行って来る・・・」

そんなに悪いのか・・・

私「連れて行きたいけど・・・娘寝てるしな・・・」

妻「大丈夫・・・自分で行く・・・」

それから、夜遅くに帰ってきて、妻はそのまま寝てしまった。

妻が楽しみにしていたオペレーション。

集合は午後10時。

私が代わってあげたかった。

しかし私は午後10時には眠いのだ。

すでに。

朝、目が覚める。

Intel Mapを開く。

味方の巨大CFは見当たらない。

COMMとフェイスブックをザッと眺める。

それから妻が起きてきた。

私「オペレーションのCF、CPまで持たなかったみたいだね」

妻「そうそう、CPの数分前に、敵にADA撃ち込まれたのよ!」

コ、コイツ・・・!

高熱で寝込んでると思っていたら、戦況を把握してやがる・・・!

ヤバいなこの妻・・・

『しかし、この時まだ誰も気づいていなかった。

この女性が、エンライテンドの救世主となることに・・・』

(※最後のは冗談です。

妻には遅くまでIngressやり過ぎないで欲しい。

体調が心配なので。

と、夫のほうが心配する夫婦)

結婚記念日

先日、結婚記念日だった。

正確には披露宴記念日だが。

仕事帰りにケーキ屋でケーキを買った。

職場の近くに最近できた店だ。

家に帰って、妻と娘と3人でケーキを食べる。

妻のために買ってきたフルーツタルトを、娘が気に入って食べた。

何気ない、穏やかな日常。

それが幸せというものなのかもしれない。



「せ、戦争じゃあー!!!」

妻が叫んだ。


よく見ると叫んでいなかった。

しかし、iPhone6を睨みつけるその表情は、叫ばんばかりだった。

私もiPhone6PlusでIntel Mapを確認する。

近所のファーム候補が敵のエージェントに破壊されている最中だった。

私は「近所にファームが欲しい」と思っていた。

そこで私と妻で近所のポータル群をP6にした。

COMMで呼びかけたところ、賛同してくれたエージェントがL8を刺してくれて、P7になった。

そのファーム候補が破壊されている。

「行くよ!!!」

どこへ。

妻はポン刀を持ち私にチャカを投げると、家を飛び出した。



よく見るとiPhone6と6Plusだった。

敵のエージェントが進行している先で待ち構える。

ワンコレゾが始まった。

妻が指示を出す。

「あなたはこっちのポータルのレゾ刺して!

私はこっちのレゾ刺す!」

しばらくして、敵の攻撃が止んだ。

あきらめたのだろうか。

ワンコレゾでは、レゾを刺す側が有利らしい。

場所を移動し、破壊されたポータルを再緑化する。

ポータル群を、スマホを持った男2人が歩いている。

笑っているように見えた。

私達の姿も見られたのだろうか?

ほのぼの親子連れのつもりだが。

それにしては車の場所取りが怪しいか。

「帰るか」

私は言ったが、

「ちょっと待ってて」

と言って、妻は車を飛び出した。

妻は全てのポータルを緑化して戻ってきた。

3年目の結婚記念日。

3年目の共同作業。

2014/11/25

あるエージェントの今日の肴

キュウリとマグロのポータル仕立て、XM(粗塩)をまぶしていただきます。
なお、インベントリ(別皿)にはレゾネータがまだまだありますので存分にワンコできます。

2014/11/15

イングレス女子※の恐怖体験

妻から聞いた、こわい話。

妻は、イングレスのエージェントである。

娘が寝たあと、21時以降に活動している。

普段は、見通しのよい明るい場所か、車内からハックできるポータルしかまわらない。

しかし、妻は焦っていた。

14日(?)までのイベント中に、レベル9を目指していたのだ。

イベント中にレベル9になれば、メダルがもらえる。

それで、家から離れた場所にある、公園まで足を伸ばした。

車を降り、ポータルをサーチ&デストロイしてまわる。

行き止まりになり、折り返そうとすると、集団で談笑する声が聞こえた。

避けたい。

しかし他に道がない。

息をひそめて集団が遠ざかるのを待つ。

しかし、集団は東屋に座り込んだ。

そばを通り過ぎるしかない。

足早に立ち去ろうとする。

すると、

「すいませーん」

若い少女の声。

妻、無視。

「すいませーん!」

さらに声がかかる。

ヤバイ、捕まったらカツアゲされる!

27歳(脳内年齢)にしてカツアゲ?!

無視。

「すいませーん!」

三度声がかかる。

逃がさないつもりか。

クソッ!

私はエージェントだぞ!

レベル8の!

レベル8のバースターぶっ放すぞ!

いや、お前なんかレベル1ので充分だ!

しかし、妻はあきらめて返事をした。

「何ですか?」

中学生ぐらいだろうか?

「あのー、お酒買ってきてもらえません?」

「・・・すいません」

妻は足早に立ち去る。

後ろで

「オバケかと思った〜〜〜!!!」

という声が聞こえた。

オバケだと思うんなら声かけんなよ!

地味な格好で悪かったな!

でもカツアゲされなくてよかった!

しかし、沖縄の中学生は大人に「酒買って来い」と言うのか!

沖縄の中学生ヤバイよ!

それ以来、妻は夜、公園をまわることを控えるようになった。

イングレス女子(※ただし全年齢)のみなさん、夜のエージェント活動には充分注意しましょう。

2014/11/14

敵のエージェントをリアルスキャン

朝、妻が「◯◯(伏せ字)が近くにいる!」と叫んだ。

妻はイングレスのスキャナーを見ている。

妻もイングレスをしているのだ。

ちなみに私よりレベルが高い。

◯◯氏とは、敵のエージェントである。

近くのポータルを破壊しているらしい。

彼は、美しい多重CFを作る。

時間をかけて作ったCFを彼に跡形もなく破壊される。

腹が立つ。

しかしその上に美しい多重CFが作られる。

見とれる。

多重CFなので、角を落とせばたくさんの経験値が手に入る。

おいしい。

でももったいない気もする。

そんな複雑な感情を抱かせるのが彼だ。

(これを読んで「ああ、あのエージェントね」とピンと来た人もいるかもしれない)

彼はよく夫婦の話題に上がっていた。

いったい何者なのか。

その謎の人物が、今、近くにいるのである。

「行っちゃう?」

「・・・(黙ってうなずく」

朝、7時。

これから出勤の準備をしなければならない。

物好き夫婦である。

車に乗る。

彼がいるらしいポータルの付近に到着。

車越しに近くの様子をうかがう。

いた!

スマホを持ってウロウロしている人がいる!

おっさんだ!

トレーナーを着た、ガタイのいいおっさんだ!

確認後、すぐその場を離れる。

車を降り、駐車場を歩きながら話す。

妻「思ったより普通だったね。

あなたはどうだった?イメージと比べて」


私「うーん、オレはねえ、理系なイメージだったんだよな。

細くて、色白で、メガネかけてて、爬虫類顔で・・・」

妻「あ、今すれ違ったみたいな人?」

私「そうそう!

はっ?!

今のが◯◯氏じゃねえ?!

さっきのはおとりで、今のが本物の◯◯氏じゃねえ?!」

妻「どんだけ妄想たくましいんだよ」

イングレスは厨二ゴコロをくすぐるのだ。

ポータルがイングレス色に!


先日、イングレスをしながら公園を歩いていたら、こんなオブジェを見つけた。

(イングレス的にはスターチューと言った方がいいのか?)

青と緑に光っている!

もちろんこのオブジェもポータルだ。

しかし、以前来たときはこんな色じゃなかったような?

画像を確認する。


赤と緑だ。

このオブジェがイングレスのポータルになっていると知って、関係者が青と緑にしてくれたのだろうか?

青ポータルになったら青一色に、緑ポータルになったら緑一色にしてくれないかな?

単に時々色が変わるだけかもしれない。

そしてそれに気づいていなかっただけかもしれない。

青と緑を見ると全てイングレスを連想してしまう、イングレス中毒の症状かもしれない。

普通の人は12月が近づくと

「街もクリスマス一色だね」

と言うが、イングレス中毒の人は

「街もイングレス一色だね」

と言うらしい。

ホントかよ。

さて、話は戻ります。

このポータル、色もさることながら、形状も趣がある。

大きな羽根。

それがライトアップされると、基地のようだ。

ショッカーの基地にもデカい鷲だか鷹だかのオブジェがあったと思う。

このポータルを緑の基地にしよう!

2014/11/06

いつの間にか痩せる方法

FBノートより 
【スマホを持ってる人】
【痩せたい人】
【うつっぽい人】
【最近、発見がなくて物足りない人】
 
 
 INGRESS(イングレス)をやりましょう!
 
 
 -- INGRESSって?
googleが出してるスマホゲームです。
青チームと緑チームに分かれて、陣取り合戦をします。
リアルの地図を使うのがミソです。

 
 
-- リアルの地図?
そうです。
陣取りは地図上に三角形を作ることで行います。
 
三角形を作るには、3つの点が必要です。
その3点は地図上に表示されている無数の点から選びます。
それらの点が基地(ポータル)です。
 
 基地(ポータル)は、現実に存在するオブジェ、建物、
看板、ランドマークなどがgoogleによって指定されています。
 
 
-- 具体的にどうするの?
スマホのゲーム画面には、地図が表示されています。
その地図上で、ポータルが、青、緑、白のどれかで表示されています。
 
もし、自分のチームと同じ色なら、ポータルとポータルを
つなぐ(リンクする)ことで、三角形の一辺を作ることができます。
 
なので、3つの点、ポータルをそれぞれリンクし、三角形をつくっていく、
というのが基本行動となります。

 
 作られた陣の面積を時間ごとに集計し、どちらのチームが勝っているかを判定します。
 
 
-- どうして、そのゲームで痩せるの?
ポータルを取りにいくために、「運動する」からです。
 
基本的に歩いていけるような場所にポータルが用意されています。
なので、ゲームを楽しんでいたら自然と運動していた、という状況になります。
 
ウォーキングが体に良いのは、多くの人が知っています。
だけど、それを習慣化させるのは非常に難しい。
 
なぜか?「楽しくないから」
 
 
ウォーキングを始めてみたものの、
なかなか、変化がみられません。
モチベーションはだんだんと落ちていきます。
 
今日はなんだか、気分がのらない。
雨だし、無理しなくてもいいかな。
 
昨日も休んだし、やっぱ俺には無理なんだろう。
あ、ウォーキングより食事制限がいいらしいぞ。
これにしよう。
これで痩せよう。
 
 
こんな感じじゃないでしょうか。
 
INGRESSは「楽しい」です。
行動したら、わかりやすいご褒美があります。
 
ポータルに自分の名前が表示されます。
行動記録が蓄積されレベルがあがります。
三角形を作ったときの達成感。
 
その三角形が自分のチームの勝利に貢献している、という所属欲求を満たします。
 
近所なのに、自分の行動範囲なのに、普段とおらない道を通ってポータルを探します。
それは知らなかった場所、風景を発見し、日常のなかに驚きをもたらします。
 
その結果、「運動すること」に対する、マイナスの考えを感じません。
「ゲームを楽しんでいる」=「いつのまにか運動している」となります。
 
また、ルールがよくできていて、何度も歩いてポータルに訪れる必要があります。
何度も、何度も。
 
その運動の継続が、身体のバランスを、だんだんと正していきます。
結果として、健康になり痩せることができます。
 
 
-- うつっぽいのにも効くの?
はい、それに関しては、こちらをどうぞ。
http://ingress.blog.jp/archives/14521559.html
 
簡単にピックアップすると、
 
 
dphreniaさん曰く、
「うつ病の急性期を過ぎた回復期には、規則正しい生活リズムと共に、運動療法が大変効果があることが判っています。20分以上の有酸素運動は、薬物療法と同等の効果、しかも再発防止効果にも優れていることが判っています。」
とのこと。
 
 
つまり、身体を動かすことは、肉体だけでなく、
精神的なバランスも正してくれる、ということです。
 
 
-- 難しいんじゃないの?
もちろん、慣れるまでは、ちょっと時間がかかります。
しかし、そのハマリビティ(ハマりやすさ、今つくった造語)の高さから、
操作やルールの習熟は加速度的に伸びていきます。
 
自分の経験から、そのゲームバランスはすばらしいと感じています。
 
しかも、近所に絶対、先輩プレーヤーがいます。
レベルの高い人がいるはずです。
 
その人に、チャットで話しかけると、親切に教えてくれるはずです。
 
なぜなら、自分のチームメンバーのレベルが早く上がると、
ゲームに勝ちやすくなるからです。
 
初心者は、先輩を頼ることをおすすめします。
 
もちろん、俺に聞いても大丈夫。 気軽にFBのメッセージ投げてください。
 
で、緑チームで参加してくれると、よろこびます。
俺が緑チームだから。
 
 
-- アプリ落とすだけ、落としてみるから、どうすればいい?
以下のページから、自分のスマホにあわせて、ダウンロードしてください。
 
https://www.ingress.com
 
アプリをダウンロードした後は、名前を決めて、チームを決めます。
 
何やっていいかわからないと思うので、
最初のトレーニングのやり方を解説しているサイトを紹介します。
 
http://dekiru.net/article/4875/
 
 
-- じゃ、明日やってみるね。
いいえ、今、ダウンロードしてください。
明日は、また、これまでと同じ日常がまっています。
 
今、ちょっとだけ違うことをやるのです。
 
ただ、アプリをダウンロードする。
そして、コメントにダウンロードした、と書く。
 
これだけの行動で、あなたは「痩せ始めます」。
 
しかも、楽しく。ね。
 
あ、緑チーム募集中!  

2014/11/03

孤独のイングレス~北部周回編~

前回の続き

出発

Level9に昇格するべく、三連休の初日、家族とは別行動で一人でポータルを巡ることにした。
目的地は本部の海洋博記念公園だ。その途中経路上にあるポータルはできるだけ拾っていくことにする。

「58号線を北上するより、329号線を北上したほうがポータルが多いな。高速は論外だ」

以前に北部に家族といった時は、スマホのGPSが不調で、329号線沿いのポータルはほとんど拾えていなかった。
今日は期待できるかもしれない。

うるま市石川・金武町・宜野座村・名護

普段の行動範囲を超えて旧石川市の範囲に入った。そこまで1個も初めてのポータルが無い。先が思いやられる。

石川に入ると、散在しているものの、けっこうな数のポータルがある。当然青が多い。
ハックした後、ゲットしてしまったBursterを処分する。もちろん落とすわけではない。シールドの一つでも外れればラッキーという程度だ。

金武町にはいると、けっこうポータルが多い。
Ingressの初期の頃は日本ではあまり流行っておらず、アメリカ人が中心だったと思われる。そのため、在沖米軍関係のアメリカ人が多い場所にポータルが多いのだろう。
329号線から外れたところにもたくさんポータルがある。しかし、それらを片っ端から巡っていてはいつまでも海洋博記念公園には着かない。

「今度来た時にゆっくり回ろう」

私は後ろ髪を引かれる思いで、けっこうな数のポータルを無視することにした。

宜野座は、金武ほどではないが少しポータルがある。役場や運動公園、博物館などにポータルが固まっているようだ。

名護に入ると、辺野古の近くにはいくつかのポータルが入った。そんなに多くは無いのだが、実は辺野古は名護でもポータルが多い場所なのだ。その大部分が辺野古基地の中にあるのだが。
もちろん普通の日本人はそれらのポータルをハックすることはできない。
米軍(関係者の青エージェント)に卑怯な感じを受けつつ、辺野古基地のゲート前で基地拡張へ反対する人々を警戒する大勢の警備員たちが暇してるのを見つつ、通り過ぎる。(反対派住民は県知事選挙で反対派候補者を応援に行ったらしく、一人もいなかった)
まるで、青ポータルの警護をしているかのような青い制服を着た警備員たちであった。

本部に入り、海洋博記念公園まで

名護を過ぎると、海洋博記念公園に着くまでポータルはとても少ない。もう少しあるかと期待していたのだが、ルート上にはほとんどなかった。

そのうっぷんを晴らすかのように、公園内には非常にたくさんのポータルがあった。

3,4個が緑になっているだけで、後のほとんどは青になっていた。オーナーはあまり見かけないエージェントだったため、観光客か、あるいは新人だったのかもしれない。
ポータルのレベルもLevel7がちょっとあるだけで、殆どが弱っていた。

自転車で廻れれば楽で早いのだが、自転車は禁止なので歩きにする。
去年、公園内で自転車移動を認める社会実験があったようなのだが、実験だけで終わって本格採用はしなかったらしい。

例によって、Burster消費で青いポータルをいくつか攻撃して落とした。
ポータルキーをその場で消費してLink&CFを作ってみたが、ポータルキーが少なくて中途半端な出来になってしまった。
ポータルキーを得るためにクールダウンを待ったり、行ったり来たりするような時間がもったいない。
今日はとにかく初めてのポータルを巡る旅だ。
中途半端なLinkは別の誰かが使ってくれるだろう。

持ってるBursterとレゾネータで、おそらく公園内を全部緑にひっくり返すことは軽くできたと思う。
しかし、今日の目的はそうじゃない。そんな時間があれば、今帰仁城址にでも行く。
とりあえず、海洋博記念公園は有料で入るしかなさそうな熱帯ドリームセンター以外はハック完了した。
しかし、暑い。まだまだ沖縄は夏だ。

遅ランチ中に飛び込んできた情報

海洋博記念公園を後にし、もう夕方に入りかけている時間に昼飯を食べる。
食べた後は、もう家に帰ろうかと思っていた。
遅い昼飯を食べながら、ふとフェイスブックを読むと、中部で活発に動いているエージェントが嫌がらせしているという情報があった。

「その嫌がらせは一人ではできないが、二人その場にいればできるな。ま、しょうがない。Ingressは嫌がらせもゲームのうちだよな。」

そうなのだ。Ingressは心理作戦を考えるのもゲームの一部で、それも面白いのだ。
いかに敵のエージェントたちが嫌がることをするのかである。
ところが今はイベント中である。敵ポータルのハックがお得な変異状態。
つまり、敵のポータルを破壊しても嫌がらせにはならない。
嫌がらせに対する報復の手段が思いつかないであきらめかけた。
ところが、一つ思いついた。

「ガーディアン」と呼ばれるポータル

私の周囲のIngressエージェントでは「ガーディアン」と呼んでいる種類のポータルがある。
これは、メダルの"Guardian"を狙うためのポータルで、つまりオーナーの状態で何日生存したかで決まるメダルだ。

ゲームバランスの問題だが、ポータルの防御力を最強にしたとしても、Level8以上のエージェントならば難なく落とすことができるため、Guardianのメダル獲得は、すなわちオーナのポータルが敵エージェントに攻撃されないことを目標とすることになる。
攻撃されないためには、主に三つの手段がある。

  1. 敵のエージェントと協定を結び、攻撃をしないように取り決めする
  2. 冬に閉山される富士山頂のポータルのように、長期間人が近づけなくなる場所にする
  3. 敵に気づかれないようにする
エージェント数に対してポータルが少なく、さらに島である沖縄では、実はGuardianのメダルはとても難しい。エージェントが少ない頃ならばブラックメダルも獲得は可能だっただろうが、今は難しい。
そこで沖縄のGuardian狙いのエージェントたちは考えた。

人が滅多に来ない場所のポータルで、わざとレゾネータのスロットを空けてポータルのLevelを低くしておくという作戦を。
これによって、大縮尺図だとLevelの低いポータルはIntelMapに表示されないから、気付かれずにひっそりとオーナーでいられるというわけだ。

ところが、私はこういうの見つける人なので、その嫌がらせをしているというエージェントたちのガーディアン・ポータルを知っていた。
そして、たまたま近くに来ていた。
いや、そんなに近いとはいえないくらい距離があるので、この嫌がらせの情報がなかったら何もしなかっただろう。

「じゃ、目には目を、嫌がらせには嫌がらせをというわけで、これを落としておくか。私がガーディアンの近くにいる時に嫌がらせをしたから、タイミングが悪かったね。」

このエージェントのガーディアンは他にもあるし、他のエージェントのガーディアンも見つけてあるから、こういう時のために残しておいてるのだ。
これも作戦の一つ。

なかなか見つかりにくかったり、近づきにくいところもあり、うまい所を見つけたなと感心させられることもある。
よく研究しているようだ。

二日間にわたっての初ポータル結果

南部と北部の初ポータルを巡る旅は、最終的に932個となった。
北部を巡った今日は、91個だった計算になる。
南部の153個と比べるとだいぶ少ないが、北部は一回廻った後だということを考えると、こんなものかもしれない。
中部と那覇で活動していたら700個弱になるので、感覚的に予想するなら、北部200個、中部600個、那覇300個、南部250個くらいだろうか。
合計で沖縄本島に1350個くらいある計算だ。
おそらく沖縄本島だけでExplolerの銀メダルは取れるが、金メダル以上は、少なくとも今の数では不可能。

Intel Mapでちゃんと数えてみれば正確な数字がわかるが、人力で数える気には到底ならない。

2014/11/02

ハロウィーン・ハッキング~南部周回編~

2周年記念メダルの予告が!

私はLevel8なのですが、そのうち勝手にLevel9に上るだろうと暢気に活動していました。
活動も、ゲリラ的にピンポイントでキャプチャーするくらいで、散発的なものです。

ところが、2周年記念で、11月15日にLevel3~8のエージェントには記念銅メダル、Level9以上のエージェントには記念銀メダルが貰えることになり、これはヤバイとばかりに急に焦ることになりました。

私がLevel9になるには、シルバーのメダルがあと1個必要です。
最も手が届きそうなのはExploler、すなわち初めて行ったポータルのハック1000個です。

いつもは中部と那覇の間で散発的に活動しているのですが、それ以外だと北部を廻った程度です。その状態で688個です。あと312個必要でした。けっこう挫けそうです。始めて3カ月で688個なのに、あと2週間で312個も行けるだろうかと。

そこで、あと2週間でExplolerの銀メダルを貰うため、ハロウィーンの夜、仕事帰りに今まで廻ってこなかった南部を廻ってくることにしました。
目標はポータルが密集している平和記念公園です。

豊見城に驚き

那覇からスタートし、南を目指します。
豊崎なのか西崎なのか中部の人間には分からないエリアにある、すごい数のポータル郡にまず驚きました。那覇より少し南に行くだけでこれだけポータルがあったのかと。

ただ、時間がなくて半分も廻れず。
この夜の目標地点は平和祈念公園で、閉門が22時。それまでに着いてハックしなければならない。
基本的に車からハックできるところを拾っていきます。車から降りて行かないといけないところは無視します。
アイテムが多く出るイベント中なので、大量の青ポータルがひしめく豊見城を進んでいくと、すぐにアイテムが2000を超えてしまいました。
しょうがないので、適当なところでXMP Bursterの在庫処分をしました。すなわち、乱発ってことです。いくつかのポータルをキャプチャーしました。
時間がもったいなかったので、ホントはキャプチャするつもりは無かったんですよ。

平和祈念公園で複雑な気持ち

やがて平和祈念公園についたので、車に搭載している自転車を出しました。時間は21時過ぎ。歩きじゃ間に合わないかもしれません。

言うまでもなく、園内は街灯もなく真っ暗です。人っ子一人いません。
園内にあるポータル郡は、恐らく鎮魂の祈念碑になってると思われますが、真っ暗で道もよく分かりません。
風景も見えないのでポータルの写真も役にはたちません。
真っ暗闇の中(もちろんすぐ手前を照らす自転車のライトはあります)、スキャナーの位置情報からポータルを目指すという、完全にスキャナー頼り。
これはいつもと勝手が違ってて、ちょっと面白いです。

沖縄平和祈念公園は遺骨があったりするわけではないですが、やっぱり南部のこういうところを夜の暗闇の中、ウロウロするのは何かドキドキします。
しかも戦没者の鎮魂をするための祈念碑がポータルなんて、不謹慎というか何というか、今回は緑だったからいいものの、青だったら攻撃するのにも気が引けるところでした。

目的は達成し、閉門まで時間が少しあったので、ここでゲットしたポータルキーでCFを作っていたら、懐中電灯を持った二人組が園内を歩いているのが見えました。
こんな時間にここに来るなんて、Ingressのエージェントに違いない。青か、緑か?と気になってCOMMで付近の活動を探ってみたら、誰もいない。
どうやら園内の売店の人か、園の人だったっぽく、怪しまれて遠くからライトで照らされちゃいました。そりゃそうです。
こんな夜中に何をしてんだと思いますよね。近寄っていって声かけして説明すりゃよかった。

それ以外の名所巡り

こんな夜遅く、しかもハロウィーンの夜に南部の名所めぐりをするなんて、私くらいなものでしょう。いや、家庭の事情でこの時しかできなかったのです。

平和祈念公園の他にもいくつかのポータル密集地を廻りました。
平和創造の森公園、具志頭城址、奥武島、知念岬、などなど。
途中、中部でよくみかける青エージェントの人がオーナーになっているポータルがあったのですが、ちょうどXMP Bursterがいっぱいでアイテムが溢れそうでした。
というわけで、いくつかキャプチャーさせていただきました。ごちそうさま。
江戸の敵を長崎で~ってやつです。

知念岬は真っ暗でした。つい最近のDarsana Anomarlyのとき、青と緑で巨大CFの攻防があった場所です。ひょっとしたらエージェントの人が居るかと思いましたが、だ~れもいませんでした。こんなところをウロウロしているのは私と、大きなヤドカリくらいです。




ユニークポータルのハック数は?

那覇を出発するときに688個でしたが、南部のポータルとして佐敷を最後に、841個でした。
南部は初めて廻るので、153個のポータルがあったことになります。

時間を優先してスルーしたポータルも多かったですし、沿岸部付近を周回したので、6割くらいでしょうか。
実際に数えるのは大変なので感覚的な予想に過ぎませんが、おそらく250個くらいは南部にあると思われます。

翌日は北部の廻っていないところを目指します。続く…。